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【FFXIレポート04】水晶大戦を具現化した大規模戦「カン

日付:2010/10/23  転載:http://www.iroiro-rmt.jp  アクセス回数:1121

“カンパニエ”は,水晶大戦をテーマとしたアルタナにおける,事実上のメインコンテンツである。その全貌はもしかすると,現在多くのFFXIプレイヤーが考えているものより,さらに大きいかもしれない
 MMORPG「ファイナルファンタジーXI」の4番目の拡張データディスク「ファイナルファンタジーXI アルタナの神兵」(以下,アルタナ)を,一記者の視点で追っていく本不定期連載。第4回となる本稿でピックアップするのは,アルタナで導入された大規模戦“カンパニエバトル”だ。
 カンパニエバトルを簡単に説明すると,クォン/ミンダルシア大陸へ侵攻してくる大量の獣人軍と,エリア内で直接戦いを繰り広げるという内容。冒険者は主にこのカンパニエバトルと,連載第2回で紹介した“カンパニエops”を通じて,本拡張のメインテーマである水晶大戦に,直接関わっていくことになる。

 カンパニエバトルの発生は受動的で,たとえパーティを組んでいなくても,同じエリアに居合わせた人同士が力を合わせて戦える。そういった意味では,「アトルガンの秘宝」で導入された“ビシージ”が同時多発的に発生するもの,といえば分かりやすいだろうか。しかも今回のカンパニエバトルは,局地戦以外の要素を含んでおり,戦略的な視点からも関われるのが大きな特徴だ。
 その一方で,アルタナのリリース後しばらくの間は,カンパニエバトルの修正パッチが断続的に当てられ,続く修正に戸惑っているプレイヤーも見受けられた。この作業は,最近になってようやく落ち着いてきた雰囲気である。

 そこで本稿では,カンパニエバトルの基本的な参加方法や,それを存分に楽しむためのコツ,さらには従来の大規模バトルになかった魅力や,カンパニエの戦局に与える影響などを一通り見ていきたい。現在「手軽に経験値を稼げるから」といった理由で,なんとなくカンパニエバトルに参加している人もいるかもしれないが,本稿を通じてカンパニエ全体のスケールの大きさを再確認してもらえたら幸いだ。


いつでも好きなときに,手軽に参加できる大規模バトル

それがカンパニエバトルだ


カンパニエバトルは冒険者のアクションで起こせるわけではないが,ほぼ常時どこかのエリアで発生している。1エリアのみを対象としたビシージとはそこが違う
 最初に,カンパニエバトルの基本的な流れを確認しておこう。獣人血盟軍あるいはアルタナ連合軍が,過去世界18のエリアへ侵攻することで,このイベントは発生する。エリアによって発生頻度に違いはあるが,基本的に3国の拠点を含めたどのエリアでも,これは起こりうるのだ。

 カンパニエバトルが発生したエリアでは,BGMが専用のものに切り替わり,例えば防衛時には,どこからともなく獣人血盟軍のモンスターが大量に現れ,砦などの地点を目指して進軍する。対するアルタナ連合軍,すなわち冒険者達を含めた3国の軍隊は,お互いに協力しながらそれと戦う。獣人血盟軍を撃退できれば勝利,撃退できなければもちろん敗退だ。バトルの勝敗結果は1週間単位で集計され,その結果,各エリアの“支配権”が両軍の間で移り変わり,それがさまざまな環境に影響を及ぼしていく。これが大筋の流れだ。

 実際にカンパニエバトルへ参加するには,エリア内にいる特定のNPCと話して“アライドタグ”(補助魔法効果のようなもの)を取得する必要がある。カンパニエバトルへの貢献度に応じて,ポイントが蓄積されていき,終了時にポイントが経験値と連合軍戦績に変換されるという仕組みだ。
 バトルへの貢献度は,モンスターにダメージを与えるだけでなく,例えば回復や補助魔法を使うことでも蓄積される。そのため「レベル75の前衛ジョブでないと活躍できない」などということはまったくない。参加者をざっと見てみると,ジョブに関係なくレベル50前後のキャラクターがかなり見受けられる。

 過去世界ではほぼ常時,どこかのエリアでカンパニエバトルが発生しており,ときには5か所以上で同時進行していることもある。またカンパニエバトルへの参戦中に,任意でアライドタグを外し,バトルを終了させることも可能。つまり冒険者は,いつでも好きなときに,このコンテンツへの参加/終了が行える。この手軽さは大きなポイントだ。

リージョン情報からカンパニエを選択すると,現在どのエリアでカンパニエバトルが発生しているかが分かる。剣のアイコンが記されているエリアがそれだ
多くのエリアには背景にあるような“砦”があり,主にこの場所でバトルが繰り広げられる。ただし屋内エリアなど一部例外もある
カンパニエバトルには,大勢の味方NPCも参戦する。ほかのキャラクターやNPCをサポートすればヒーラー系でも十分に貢献でき,報酬を得られる

ビシージと比較すると,1エリアあたりの参加人数が程よく分散されている。描画負荷が比較的軽いため,戦術的な動きが実現可能となっているのだ
 カンパニエバトルの魅力はいくつもあるが,もっとも基本的な部分として,“大規模バトルの臨場感”と“戦術的なプレイ”の両立が挙げられる。
 一度のカンパニエバトルに参加するプレイヤーキャラクター数は,時間帯やエリアによっても異なるが,大体10?60人前後であることが多い。これくらいの人数だと,アライアンス以上の人数による混戦の臨場感を満喫でき,それでいて画面描写時に極端に大きな負担が掛からない。見知らぬ人とウェポンスキルで連携を行ったり,シーフの“不意撃ち”アビリティを決めたりといった,普段から慣れ親しんだ戦術的なプレイを,より大規模な環境で楽しめるというわけだ。

 「アトルガンの秘宝」で導入されたビシージを振り返ると,プレイヤーキャラクターだけでも700名以上の参加がごく当たり前であった。さらに大量の味方NPCやモンスターを含めると,オブジェクトが描写しきれないことが多く,周囲で何が起こっているのかが判別できないケースがままあった。
 ビシージも,あれはあれで独特の味があったが,「戦術的なプレイこそFFXIの基本中の基本」と考えている筆者のような人間にとっては,少々物足りなかったのも事実だ。その点カンパニエバトルは,実に良いバランスに落ち着いているように思える。

前衛キャラクターであれば,レベル60前後からの参加が現実的といえるバランス(戦う敵を選ぶ必要はあるが)。ジョブによっては1対1で渡り合うことも可能だ
指揮官クラスのNMも頻繁に登場するので,くれぐれも気をつけよう。ちなみにこれはオーク帝国軍最強と思われるNMで,レベル75のキャラクターでも瞬殺されてしまう
カンパニエバトルに参加しているキャラクター/NPCの名前の左には,剣のアイコンが表示される。これがないと

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