半月前の話になるが,AMDの日本法人である日本AMDは,AM3パッケージを採用するクアッドコアCPUの新製品,「Athlon II X4 630/2.8GHz」(以下,X4 630)および「Athlon II X4 620/2.6GHz」(以下,X4 620)を2009年9月18日に発表した。9月18日にレビュー記事を掲載した「Athlon X4 605e/2.3GHz」(以下,X4 605e)と同様,Phenom II X4をベースに,L3キャッシュを省略することで,コストダウンを図ったCPUだ。
実際,店頭価格は,X4 630が1万2000~1万3000円,X4 620が1万200~1万1000円(※いずれも2009年10月6日現在)と,両製品とも,クアッドコアCPUとしては極めて低い。とくにX4 620は,2009年10月時点において,最も安価なクアッドコアCPUである。
では,これらは,ゲーム用途を前提としたとき,どういった意味を持つのか。今回は,その点を掘り下げてみたいと思う。
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