フロム・ソフトウェアは,11月5日(木)に発売予定のPlayStation 3用RPG「3Dドットゲームヒーローズ」に,キャラクターエディット機能を搭載することを明らかにした。
本作の舞台は,昔懐かしいファミコン時代のRPGを最新のテクノロジーで半ば無理矢理(?)3D化した世界,ドットニア国。プレイヤーは勇者,王子,冒険学者のいずれかの職業を選び,この世界に蘇った魔王を倒すべく冒険の旅に出ることになる。
が,今回,キャラクターエディット機能により,プレイヤーが思い思いの主人公キャラを,16コマ×16コマ×16コマで作成できることが明らかになったのだ。
勇者,王子,冒険学者の一部を変更してカスタマイズできるだけでなく,ゼロから作り上げることも可能。つまり,細かく作り込んだキャラクターだって,棒のようなぬるキャラだって,極端な話,立方体だって,主人公として操れるのである。
ドット絵調の3Dキャラクターを自分で作り,それをゲーム内で操れるというだけで,ワクワクしてくる人もいるのではないだろうか? キャラクターエディットが可能なRPGとなると,ついついこりすぎてしまってゲームの本編に挑む前に数時間を費やしてしまう人は少なくないと思われるが,本作にもそんなプレイヤーが続出しそうな気配が漂ってきた。
また,ゲーム内では,町にある鍛冶屋にて,武器となる剣をカスタマイズできることも明らかになった。鍛冶屋では,剣の長さ,太さ,攻撃力,貫通力,遠距離攻撃,回転角度など,七つのパラメータを変更可能。カスタマイズには,敵を倒してある程度のお金を貯めておく必要はあるが,公開されたスクリーンショットを見る限り,相当ぶっ飛んだ武器にすることもできるようだ。
このほか,本作の“宣伝部長”に就任したことで一部の話題をかっさらった,あの「スペランカー」が,本作にゲスト出演することも発表されている。
しかも,ドットニア国のどこかで困ったことになっているスペランカーを助けると,自キャラとして使用できるようにもなるとのこと。
とはいえ,ゲーム史上最弱主人公の座を四半世紀近くにわたってキープし続けているスペランカーだけに,自キャラとして選択すると超高難度の「スペランカーモード」が発動してしまうらしい。一撃で即死,段差からのジャンプでも即死なスペランカーの存在は,一部プレイヤーにとってたまらない刺激となりそうだ。
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