日本一ソ\フトウェアは,PSP用推理アドベンチャー「雨格子の館 PORTABLE 一柳和、最初の受難」を,9月17日に発売予\定であることを発表\した。価格は5229円(税込)。
同社の推理アドベンチャー“一柳和”シリーズの,第1作をPSPへ移植したもので,新要素として,新しいエピソ\ードやイベントCG,ゲームの難度を調整した“easy mode”などが盛り込まれる。
本作の主人公である一柳和(いちやなぎなごむ)は,やけにトラブルに巻き込まれやすい,気の毒な大学生。プレイヤーは彼を操作し,やまない雨によって外界から隔絶された山奥の洋館を舞台に,自分以外の人物すべてが“役者”であり“容疑者”という状況下で,次々と発生する“見立て殺人”の真相を解明することになる。
タイムリミットは,館に救助がくるまでの7日間。期間中に発生する事件を阻止したり,あるいは起きてしまった事件を調査したりしつつ,真犯人を見つけ出すのだ。
ジャンル的にはオーソ\ドックスな推理アドベンチャーながら,主人公の置かれた状況や,なかなか予\想の付けづらいストーリー展開など,見どころの多い本作。若干難度が高く感じるかもしれないが,会話時のキーワード選択画面で重要な単語ほど赤く表\示されるeasy modeが搭載されたおかげで,この手のゲームに慣れていない人でも,プレイしやすい仕上がりになっていそうだ。
また,オリジナル(PlayStation 2)版を楽しんだ人にとっては,新CGや新ルート“那須ルート”の追加などが,再プレイへのモチベーションをグッと高めてくれるはず。“一柳和の最初の受難”の結末を,よりプレイ遊びやすくなったPSP版でぜひ見届けてほしい。
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