ソ\ロプレイがぐーんと遊びやすくなった,MMORPG「ファイナルファンタジーXI」(FFXI)の魅力を初心者に向けて序盤から紹介していく本連載も,最終回を迎えることとなった。最後は,FFXIでは今後どのような展開が待ち受けているのか,駆け足で紹介していこう。
前回は「クフィム島」までの冒険を紹介したが,ここクフィム島では普通のパーティプレイでレベル25前後,レベルシンクを活用すればレベル30くらいまで余裕で育てられる。
その後は,ジュノからほど近い「ガルレージュ要塞」や「クロウラーの巣」などといった,ダンジョンのエリアも冒険候補に含まれてくる。キャラクターの成長と共に,世界が広がっていくことを肌で感じられるようになるだろう。
このあたりのレベル帯から,キャンプポイントの候補として,拡張データディスクのエリアがちらほらと挙がるようになる。とはいえ,拡張データディスクを導入せずとも経験値稼ぎは十\分に可能\だし,現在は「フィールド・オブ・ヴァラー」やTreasureCasketもあるので,逆に「クフィム島で続けたい」という人も多い。パーティのリーダーが編成時に参考にしやすいよう,サーチコメントに拡張データディスクの有無を記入しておくと親切かもしれない。
冒険者の次の大きな転機といえるのは“レベル30”だ。まず,この段階でメインジョブ/サポートジョブ共に個性的なアビリティが増え,ジョブらしさが色濃く出てくる。これまでは“前衛キャラ/後衛キャラ”という大まかな分類だけでも冒険できたが,このあたりから徐々に,各ジョブの特性を強く意識しながら冒険することになっていくだろう。
そしてもう一つ重要なのが,レベル30以上のキャラクターは「エクストラジョブ」の取得クエストに挑戦できることだ。6種類のスタンダードジョブ(戦士/モンク/シーフ/白魔道士/赤魔道士/黒魔道士)だけでなく,新たに14種類のエクストラジョブ(ナイト/暗黒騎士/獣使い/狩人/吟遊詩人/忍者/侍/竜騎士/召喚士/青魔道士/コルセア/からくり士/踊り子/学者)を交えて,メインとサポートの組み合わせを追求していけるようになる。ただしエクストラジョブはモノによって,拡張データディスクの導入が必須となるため,いきなりジョブの選択肢が20種類に増えるわけではない。
それと誤解しないでほしいのが,エクストラジョブは一般的なMMORPGにおける“上級職”や“二次職”のような,不可避の存在ではないということ。従来のスタンダードジョブの育成を続けても全然構\わないし,実際そういう人も大勢いる。
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