スクウェア?エニックスは本日(10月8日),同社がサービス予定のPC / PlayStation 3用新作MMORPG
「FINAL FANTASY XIV」(ファイナルファンタジーXIV。以下,FFXIV)の新情報を公開した。ゲームシステムに関する情報公開は,前回から約2か月ぶりとなる。
前回はFFXIVの世界観,種族,そしてゲームシステムの核となる“アーマリーシステム”“ギルドリーヴ”などが明らかにされているが,今回もかなりの情報量がある。本稿を読み進める前に,過去記事にざっと目をとおしておくのがよいだろう。
また10月8日,FINAL FANTASY XIVの公式サイトが更新され,「エオルゼア」「ピックアップ」ページがそれぞれアップデートされている。まだチェックしていない人は,忘れないうちにご確認を。
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「FINAL FANTASY XIV 」の最新情報が公開! “エオルゼア”の特徴的な世界観,キャラ育成の根幹となる“アーマリーシステム”などが明らかに
「FINAL FANTASY XIV」公式サイト
“ファイター”に属するクラスの「槍術士」「弓術士」
FFXIVのキャラクターは,手に持つアイテムを変えることで,プレイスタイルをお手軽にチェンジできる。これは“アーマリーシステム”と呼ばれるもので,FFXIVにおけるキャラ育成の根幹を担っているものだ。キーアイテムとなる武器や道具などのジャンルに応じて,アーマリーシステムの“職能群”が変化する。これまでに明らかになった職能群をまとめると,下記のとおりだ。
?ファイター
剣術士や弓術士など,“武器”を操る職能群
?ソーサラー
呪術士や幻術士など,“魔器”を操る職能群
?ギャザラー
園芸氏や漁師など,“採集道具”を操る職能群
?クラフター
鍛冶師や調理師など,“生産道具”を操る職能群
まずは,今回新たに明らかになった,ファイターに属するクラスの「槍術士」と「弓術士」について,それぞれの特徴を見ていこう。
■槍術士(Lancer)-変幻のストライカー-
主に両手用の“槍”を操るファイター。この世界では,かつて“アラミゴ”という国のパイク兵が,長槍術で猛威を振るっていたそうだ。
武器としての槍は,柄が長く攻撃範囲が広いという特性を持つ。これを利用して,敵の攻撃範囲の外から,そして敵よりも先に攻撃できるのが強みだ。そう,FFXIVでは,武器によって攻撃範囲がそれぞれ違っているのである。
突き刺すタイプの武器であるため,もっとも得意とする攻撃方法は“刺突”。しかし同じ槍でも,“斬撃”や“打撃”が可能なものもある。“投擲槍ジャベリン”に持ち替えれば,遠距離戦もそこそこイケるようだ。敵によって槍のタイプを使い分けると,より効率的に戦えるだろう。
ミコッテの槍術士。よく見ると“眼帯”を着けている
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■弓術士(Archer)-疾風のアタッカー-
ヒューランの弓術士。矢のストックがグラフィックスに反映されているのに注目
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“弓矢”を主武器とするファイター。エオルゼアの世界では,エレゼンの弓兵が操る“長弓術”と,ミコッテの猟人伝統の“短弓術”が有名である。名前から察するに,それぞれで射程距離と攻撃間隔などが,微妙に違っているのかもしれない。
弓術のほか,“矢”にもそれぞれ特性があるので,状況に応じて使い分けるとよいだろう。ちなみに弓術士は,“投石”も可能とのこと。
弓矢の特徴的な攻撃方法は,“狙撃”および“曲射”とのこと。憶測になるが,例えば狙撃に関しては,攻撃間隔が長くなる代わりに命中率やダメージが上昇,曲射は攻撃範囲を伸ばす代わりに,命中率が落ちたりするのかもしれない。
“クラフター”に関しても5種類のクラスが明らかに
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