ヤフーとディー?エヌ?エー(DeNA)は、パソコン向けのソーシャルゲームプラットフォーム「Yahoo!モバゲー」を正式オープンした。Yahoo! JAPAN IDとモバゲータウンに登録することで、無料で利用できる。
「Yahoo!モバゲー」は、Yahoo! JAPAN IDを持つ会員と、携帯SNS「モバゲータウン」のユーザー基盤を活用したパソコン向けのソーシャルゲームポータルサイト。モバゲータウン内のゲームなどと連携しており、携帯電話?パソコンの双方でゲームを進められる。
なお、「Yahoo!モバゲー」は9月21日よりβ版がオープンしたが、ユーザー情報が閲覧できるという不具合が発覚し、23日21時半でサービスを一時停止、29日に再開していた。このため、10月1日の正式オープン予定が遅れ、7日、正式版がスタートした。
正式版では、国内に限らず米国や中国など開発パートナー約70社からソーシャルゲームが提供される。「レストランシティ」(エレクトロニック?アーツ)、「ペルソナ3ソーシャル」(インデックス)といったモバゲータウンのAPIを使った作品を中心に100タイトルが提供される。
このほか、コーエーテクモゲームスのシミュレーションゲーム「100万人の信長の野望」や、セガがライセンス保有する「シェンムー街」なども今冬提供される予定となっている。
ヤフーとDeNAでは、Yahoo!モバゲーのオープンに伴ってテレビCMを放送する予定。また、東京都内ではCMと連動した Yahoo!モバゲーのラッピングバズなども走行する。さらに正式版オープンを記念した「モバコイン1億円分山分けプレゼント」キャンペーンなども実施される。
【INTERNET Watch,津田 啓夢】
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