エヌ?シー?ジャパンがサービス中のMMORPG「
リネージュ ?Eternal Life?」では,9月29日に始まる
「Lineage アクション スタート」で,いくつかの追加アップデートを実装する予定だ。
本アップデートにおける大きな見所となるのは,ハイレベル向けの新エリア
「ティカル寺院」と,日本独自コンテンツとして作られた
「秘譚 魔術師 ハーディン」の二つである。
今回は,アップデートの実施に先駆け,エヌ?シー?ジャパン本社にて,これらの内容に直接触れることができた。その際に分かった情報を,先行プレイレポートとしてお届けしていこう。
マヤ文明をモチーフとした中?上級者向けエリア「ティカル寺院」
「ティカル」とは,"時の歪み"を使って行くことができる2番目のエリアだ。過去に導入された1番目のエリアの「テーベラス」が,エジプト文明をモチーフとしていたのに対し,今回のティカルはマヤ文明をモチーフとしている。
マヤ文明,といわれてもあまりピンとこない人もいるかもしれないが,"双頭の蛇の神殿"や"ジャガーの神殿"をモチーフとした建築物などを見れば,「そういえばどこかで見たことがあるかも?」と思う人もいるかもしれない。
ティカルの全体的な景観から紹介しよう。エリアに入るとあたり一面に熱帯雨林が広がっている。そして,しばらく進んでいくと寺院とおぼしき建築物が多く見られるようになる。さらに進んでいくと,その最深部から別エリアへと続いており,そこにはボスモンスターが待ち受けているという寸法だ。
ティカル寺院地域には,テーベラス地域と同様,時の歪みを使って移動する。ティカル寺院地域に向かう時の歪みが出現するポイントは「カオティックテンプル」付近と,「ウィンダウッド領地の砂漠」,そして「黄昏の山脈」にある。それぞれに3か所の候補地があり,すなわち合計9か所の中からランダムで選ばれる仕組みだ。
時の歪みの先がティカル寺院地域とテーベラス地域のどちらに通じているかは,実際に入ってみるまで分からない。時の歪みは,48時間おきにしか出現しないので,運が悪いと何度もテーベラス地域へ足を運ぶことになるかもしれない。ここはぐっと我慢だ。
行き方はテーベラス同様に時の歪みを利用する
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エリア内に出現するモンスターの強さは,テーベラス地域と比べて極端には違っていない。大体レベル40以上のキャラクターが,5人以上のパーティを編成して挑むくらいのバランスである。
最深部で待ち構えるボスモンスターの「ゼブ レクイ」は,双頭の蛇の姿をしている。グラフィックス上では二つの頭は繋がっているように見えるものの,実はそれぞれ別個のモンスターである。しかも,片方の頭の部分を倒してから,一定時間内にもう片方も倒さねば,なんと倒したほうが復活してしまうのだ。
ボスモンスターだけあって,どちらの頭の部分も強力であり,できれば集中攻撃で片方を早めに倒しておきたいところ。しかし,そのあと,もう一方に時間がかかりすぎると,最初からやり直しとなってしまうわけである。また,このボスモンスターが待ち受けているエリアは,テーベラスと同様に入場できるキャラクター数の合計に,先着20名という制限が設けられている。無事にボスを倒すまでは,その場にいるほかのパーティとのチームワークが問われそうである。
片方だけ倒しても,もう一方を倒さないと復活してしまう
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このように難度は高いのだが,その苦労は報酬アイテムで報われるだろう。例えば「ゼブ レクイの牙」や「ゼブ レクイの魔眼」などのアクセサリは,全職業が装備できることもあって,人気が出そうだ。またそのほかにも,宝箱からは"ククルカン"シリーズの"スピアー,ガントレット,シールド,マスク"といった武具が得られる。
ボスの討伐までいくと難度はぐっと高くなるものの,それ以外の区域での冒険なら,中級者でも十分に楽しめそうだ。身近にいる仲間を募り,マヤ文明の敢行よろしく,ティカルでの冒険を満喫してみてはいかがだろうか。
攻略方法によって結末が変わる?
ストーリー仕立ての日本独自コンテンツ"秘譚 魔術師 ハーディン"