2月8日のプレオープン開始が発表された,「ラグナロクオンライン Mobile Story」(以下,ROMS)。あのラグナロクが,携帯電話でどのように遊べるのかと期待しているファンも多いだろう。
今回,ガンホー?オンライン?エンターテイメントを訪問し,プレオープンに先駆けてプレイできる機会を得たので,「ラグナロクオンライン」(以下,RO)との違いや
ROMS独自のシステムをレポートしていこう。
MMORPGって片手でプレイできるの? まずは基本システムと操作方法を確認
キーボードとマウスでプレイするPC版ROと違い,20個前後のボタンしかない携帯電話で,どこまでMMORPG――ROMSがプレイできるか気になるプレイヤーは多いだろう。そこで,システムと操作方法をあわせて紹介しよう。まずは下の写真を見てもらいたい。
キャラクターの移動や戦闘は主に「センターキー」を使用。初期設定ではモンスターの近くに寄ると指の形をしたカーソルがモンスターに移り,その状態で中央の「決定キー」を押すと戦闘になる。戦闘はPC版ROでいう「Ctrl+クリック」状態で,モンスターか自分がやられるまで戦い続けるようになっている。もちろん,キャンセルして戦闘を途中で止めることも可能だ。モンスター撃破時の報酬アイテムは,自分でアイテムを落とした時や重量が一杯でない限り,自動で取得することができる。なお,地面に落ちたアイテムは,アイテムの上に移動して[1]キーで座ることで入手できる。RO同様,座ることでHPやSPの回復が早まるので,[1]キーを頻繁に使うことになるだろう。
フィールドはセンターキーで自由自在に移動することができる。戦闘時は,左上に戦闘モードと表示される
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ドロップしたアイテムの上に座れば,アイテムを入手できる
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[1]キー以外の「テンキー」は,[2]キーがショートカットページ切り替え,[3]キーがエモーションショートカット切り替え,[4]?[9]キーが割り当てられたショートカットおよびエモーションの実行となっている。ショートカット枠はROと同じく3枚あり,アイテムやスキルをセットして使用することが可能。セットはメニューで行うことができる。
エモーションもショートカット同様に3枚あり,[3]キーを押すたびに切り替わっていく。ショートカットとエモーションは,それぞれのページを表示しているときにのみ機能するため,同時に使用することはできない。
[#]キーはカメラ操作機能が与えられており,ズームとクォータービュー角度変更がそれぞれ3段階,自キャラを中心に8方向に視点を変更することができる。また,ワイド画面にも対応しており,横画面でプレイすることも可能だ。
ズームは3段階まで可能。一番引いた状態ではマップをかなり広く見ることができるが,戦闘は少しやりづらいかもしれない
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画面を横にしたワイド画面は,画面比率こそ違うもののROの雰囲気に近く,左右への視認範囲が広がりプレイしやすい
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「左ソフトキー」はメニュー表示と消去に使用する。このメニューは,ROの基本ウィンドウの右側にある各メニューを,コンシューマゲームライクに調整されたものとなっている。ROのようにショートカットコマンド一発で任意のメニューを出すようなことはできないが,センターキーでの操作性は悪くはなかった。ただ,街以外のフィールドでメニューを開くと,そのあいだキャラクターが無防備になってしまうので注意が必要だろう。
「右ソフトキー」はチャットウィンドウの表示と消去に使用する。チャットは,周囲/パーティ/ギルド/フレンドの4種類があり,それぞれを選んで「決定キー」を押すと文字入力が可能となる。チャットウィンドウでは,文字入力だけでなく会話ログの確認もできる。また,“ALL”を選択することで,すべてのチャットログを一度に確認できる。
チャットウィンドウで文字入力画面になると,「テンキー」はショートカットではなく文字入力に切り替わる |
チャットの文字は,種類によって色分けされており,ログで確認しやすくなっている |
携帯電話の機種によって多少差異はあるかもしれないが,軽くプレイしてみた感触で言えば,思った以上に操作性は良好だった。テストプレイの時間内では,現在用意されているメニュー操作すべてを把握しきれなかったことをお詫びしつつ,筆者がプレイした範囲では,片手で遊んでもまったく操作
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