12月13日,ガンホー?オンライン?エンターテイメント(以下,ガンホー)は,秋葉原のUDXシアターにてMMORPG「
ラグナロクオンライン」(以下,RO)のオフラインイベント
「ラグナロクオンライン ユーザーシンポジウム2009winter」を開催した。
このユーザーシンポジウムは,ROでこれまで行ってきた施策や今後のアップデートなどについて,質疑応答という形でユーザーと直接的な意見交換を行うイベントだ。事前に登録し,抽選に当選した80人のプレイヤーのみがこのイベントに招待された。
オンライン本部長 飯野平氏
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プレイヤーとの意見交換には,ガンホーからはカスタマーサポート部の
広田知哉氏,カスタマーサポート部ゲームサポート課の
太田剛氏と
新津幹朗氏,ゲームサービス部一課の
廣瀬高志氏,
大岸秀典氏,
千葉亮一氏,第一マーケティング部第一企画課の
中村聡伸氏の計7名が参加。オンライン本部長の
飯野平氏が司会進行役を務めた。
「ラグナロクオンライン Mobile Story」による携帯電話を使った新しいROのプレイスタイルを提案
モバイルコンシューマ本部 渡辺竜太郎氏
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まず,意見交換には不参加となるモバイルコンシューマ本部
渡辺竜太郎氏より,携帯電話でプレイできるMMORPG「
ラグナロクオンライン Mobile Story」(以下,ROMS)について発表された。
以前,
「こちら」の記事などで,2009年夏にサービスを開始予定とお伝えしていたが,このたびの発表では,ようやく2010年春にサービス開始のメドが立ったとのこと。携帯電話のゲームでありながらPC版のROとほぼ同じシステムを備えており,さらにメール機能やプロフィールなど携帯電話向けの独自機能も備えている。また,「DAYクエスト」という小規模のクエストを毎日配信し,継続してクリアしていくことで特別なアイテムをプレゼントする,などの仕掛けも企画しているという。
ガンホーはこの「ラグナロクオンライン Mobile Story」で,PCの前でプレイするROだけでなく,通勤中や通学中,寝る前に布団の中でちょこっと遊ぶといったような,新しいプレイスタイルを提供,提案していきたいとのことだ。
携帯電話を使った新たなセキュリティ「ワンタイムパスワード」。βテストを経て正式サービス開始を目指す
第一企画課 中村聡伸氏
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次に第一マーケティング部第一企画課の
中村聡伸氏から
「ワンタイムパスワード」サービスについての発表があった。
ツールを使って稼いだゼニーでRMTを行うタイプの不正への取り締まりは,効果を上げられるようになってきたが,それに伴い,今度はユーザーのアカウントが狙われる,いわゆるアカウントハッキングが増加傾向にあるのだという。そういった行為に対する新しいセキュリティとして「ワンタイムパスワード」サービスの導入を決めたとのことだ。
「ワンタイムパスワード」とは, Secure OTP Mobileという携帯電話のアプリケーションを利用した,一度しか使えない「使い捨てパスワード」のことだ。万が一,第三者に知られてしまっても一定時間後には自動でパスワードが変化するため,非常にセキュリティレベルが高い。このサービスはROのみでなく,「エミル?クロニクル?オンライン」や「グランディア オンライン」などガンホーゲームズからログインする,すべてのゲームで利用可能にするとのこと。
現在,βテスト版としてNTTドコモの携帯電話から実際に使用することが可能となっている。今後,サイトの改修などを経て正式サービスに移る予定だという。auやSoftBankモバイルは対応準備中,iPhoneとスマートフォンの対応時期は未定だが,随時対応していきたいとのことだった。
ユーザーの生の意見が飛び交う質疑応答タイム。厳しい意見も飛び出すが……
ガンホーサイドからの発表が終わると,いよいよ質疑応答の時間となった。参加したユーザーはそれぞれ質問チケットを持っており,そのチケットを使って一人一つだけ質問をすることができた。全28個の質問があったが,それぞれ一部を紹介していこう。
Q:ゼロスティール(※)は仕様として認めているのか? そして使用者に対する処罰な
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