スクウェア?エニックスが開発したオンラインRPG「コンチェルトゲート」の運営元が,2009年4月23日にNHN Japanからゲームポットへ変わる。
以前お伝えしたとおり,一部を除き,ゲームデータは運営会社変更後にも引き継がれる,現在「ハンゲーム」で本作をプレイしている人は,移管後も変わらずハンゲームIDを使ってプレイできるのだ。とはいえ,コンチェルトゲートの運営元がゲームポットに変わるタイミングで,本作に大きな変化がもたらされると思っている人も多いだろう。その予想は正解で,運営元移管時に数々の変更が加えられる予定だ。今回は,ゲームポットが公開した変更点の概要をお伝えする。
運営移管時のアップデートでは,「冒険者ロビー」「アドバイスサロン」「冒険案内ラウンジ」と呼ばれる新施設が実装される。冒険者ロビーは,病院や銀行,スキル掲示板などがあり,冒険に出る前の準備がすべてここで整えられるという便利な場所だ。多くのプレイヤーが集まる場所でもあるので,新たな出会いが生まれるかもしれない。
アドバイスサロンは,コンチェルトゲートの遊び方を学べる施設で,さまざまなアドバイスをNPCからもらえる。ほかのプレイヤーに質問してもいいだろうが,まずはここで基礎知識を身につけるのがよさそうだ。
アドバイスサロン
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新クエスト |
冒険案内ラウンジは,自分のレベルに合ったクエストを案内してくれるという便利な施設。NPCに話しかけるだけでオススメクエストを紹介してくれるので,ほかのプレイヤーに話しかけるのはちょっと苦手なんていう人も気軽に利用できる。
さらに,一部のクエストにはスタート地点までワープできる機能もあり,至れり尽くせりだ。
また,従来のクエストよりも短時間で遊べる「ミニクエスト」も実装される。ミニクエストをクリアすると,さまざまなアイテムが当たるくじに挑戦できる「冒険者くじ」がもらえるのだ。
ちなみに,詳細は不明だが新規クエストも追加され,クエスト「勇者候補の試練」「グリーンカード」はその内容が大きく変わる。
冒険者ラウンジ
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運営元移管時の変更は,施設の追加だけではない。システム面での変更もあり,プレイヤー自身がほかのプレイヤーの傭兵になれる機能が実装される。一人ではクリアが難しそうなクエストに挑戦するときは,「傭兵センター 結団の間」で気軽に一緒に冒険してくれる人を探せるだろう。なお,傭兵になったときの収入は,アイテムと交換できる「傭兵コイン」だ。
現役プレイヤーにとって大きな影響を及ぼすと思われる,有料アイテムの販売方式も変更される。現在,30日間の期間制アイテムが,段階的に性能を上げられるように変わり,「バリューコース」という名称も「便利機能」に変わるのだ。詳しくは下に掲載した表を確認してほしい。
このほか,属性クリスタルの使用量やドロップ率の変更,属性ダメージ,既存スキルの見直しなど,ゲームバランスも調整され。インタフェースも変わる。本作の現役プレイヤーは,今回公開された情報を頭に入れつつプレイしたほうがいいだろう。移管までの1か月間,どんな情報が出てくるのか続報を楽しみに待とう。
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