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ついにOBT開始! MMORPG「ルナティア」はどう変わった

日付:2010/11/04  転載:http://www.iroiro-rmt.jp  アクセス回数:1070

 MMORPG「ルナティア」のオープンβテストが,いよいよ本日(2009年1月15日)スタートした。
 本作は当初,「プラチナファンタジーオンライン」というタイトルでエムゲームジャパンがサービスを予定していた。その後,ジャレコへの運営移管が発表され,2007年には3回のβテストが実施されたものの,2008年に再度,エムゲームジャパンに運営移管された経緯がある(関連記事)。

 それからしばらく目立った動きのなかったルナティアだが,2008年12月には,サービス再開に向けたテクニカルテストとクローズドβテストが相次いで実施されている。
 とはいえ,いずれも実施期間が短く,参加人数も少数に限られていたため,実際のところどんなゲームなのか分からず,ヤキモキしていたというプレイヤーも多いことだろう。

 今回4Gamerでは,エムゲームジャパンの取締役であるホン?ソクピョ氏と,プロジェクトマネージャーのイ?ヨンヒョク氏にインタビューを行い,これまでの経緯や,日本版の仕様,オープンβテスト以降のスケジュールなどについて話を聞いた。
 正式サービスに向け,ついに本格的に動き出したルナティアの見どころや,今後の展開をお確かめあれ。



2度の運営移管を経ていよいよオープンβテスト開始
キャラの可愛らしさとコミュニティ性の高さがウリ


エムゲームジャパン取締役 ホン?ソクピョ氏
4Gamer:
 本日はよろしくお願いします。
 さて,ルナティアは2007年の発表以降,2回の運営移管を経て,結局のところエムゲームジャパンがサービスすることになりました。まずは読者のために,あらためてこのあたりの経緯について説明をお願いします。

ホン?ソクピョ氏(以下,ホン氏):
 もちろん当初は,私達が運営する予定でした。しかしジャレコさんから,「ぜひサービスを行いたい」とアプローチされ,当社としてもとても悩んだのですが,ジャレコさんであれば良い方向に持っていってくださると信じ,お任せすることにしたわけです。

4Gamer:
 確かに,2007年に行われたβテストでの,ジャレコの運営に対するテスターの評価は高かったと記憶しています。

ホン氏:
 ええ,私達もそう感じていました。ところがその後,ジャレコさんの内部事情が変わり,残念ながらオンラインゲーム事業が縮小されることになりました(※参考:ジャレコ株式譲渡に関するニュース)。
 そのとき両社で確認し合ったのは,最初にゲームファンに示した「ルナティアを日本でサービスし,成功させる」という約束を果たさなければならないということです。いろいろと模索した末,当社が運営するのが最善との結論に至ったわけです。

4Gamer:
 なるほど。

ホン氏:
 また,韓国では2008年に,「Holic」(ルナティアの原題)から「Holic 2」にシステムを移行していたといった事情もあり,日本でのサービス開始が延び延びになりました。結果として,期待していただいている皆さんをお待たせしてしまった点について,お詫びします。

4Gamer:
 ルナティアは,そのHolic 2をベースにしているそうですが,HolicからHolic 2への移行時にどのような要素が追加されたんでしょうか。

ホン氏:
 まず,キャラクターが追加されました。そのほか,クエストが以前の10倍以上に増え,ゲームの大きな特徴である「ユーザー?クリエイト?ダンジョン」(以下,UCD)にも新たな要素が追加されています。詳しくはプロジェクトマネージャーに任せますが,彼は韓国で開発スタッフとともに,ルナティアを日本向けに調整する作業を5か月にわたって行ってきました。



4Gamer:
 2008年12月のテクニカルテストとクローズドβテストで,その一部が公開されたわけですが,テスターの反響はどうでしたか?

ホン氏:
 クローズドβテストでは3000人のテスターを募集したんですが,当社の予想をはるかに上回る応募がありました。テスターのほとんどがテスト期間中にログインしており,多くの参加者からポジティブな感想をいただきました。かなり良い手応えを感じています。

4Gamer:
 実施期間はそれぞれ2日間,3日間とやや短めでした。

ホン氏:
 ええ,そのためルナティアのより深い部分をお見せできなかったのも事実で,私達としてはそのことが残念です。

4Gamer:
 ジャレコがβテストを2007年に行いましたが,当時の参加者から,現在のルナティアについての感想は寄せられていますか?

ホン氏:
 クローズドβテストで追加したキャラクターについて,当時の参加者からは上々の評価を得ていますし,情報を公開しているだけでまだ実装していない要素についても,「絶対に実現してほしい」との意見を多数いただいています。
 私達は,ルナティアのコミュニティサイト「ルナティア広場」(関連記事)を用意したんですが,ありがたいことに,最初に集まっていただいたのは以前のテスターの皆さんだったんですよ。

4Gamer:
 本作に対する期待の大きさがうかがえます。では,新たにルナティアを展開するにあたって,見どころとなるのはどんな点でしょう。

ホン氏:
 まずは,キャラクターの可愛らしさです。これまで当社がサービスしてきたタイトルの中で,最も日本向けに仕上がっているといえるでしょう。
 それから,コミュニティ要素にも注目していただきたいです。ルナティアは,プレイヤーが二つの国家に分かれて戦うという内容ですが,もちろん戦争ばかりでなく,コミュニティ要素にも注力しています。先ほど触れたルナティア広場は,ファンの皆さんが情報交換したり,交流を深めたりするのに活用していただけると思いますよ。
 もう一つ,プレイヤー自身がダンジョンを作成できるUCDも,ゲームの大きな魅力となっています。


当初からグローバル展開を意識していた
「ルナティア」の開発体制


4Gamer:
 キャラクターの追加を含め,時間をかけて日本向けの調整を行ってきたという話がありましたが,そのことからも,エムゲームジャパンはルナティアに相当な力を注いでいるように感じます。

ホン氏:<

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