韓国で5月26日の実装が決まった「
The Tower of AION」の次期大型アップデート「AION 2.0」は,龍族の本拠地となる龍界を追加するなど,ゲーム世界を大きく拡大するものとなる。
いわゆるAION 3.0の内容のいくつかを取り込んだためか,リリースは当初の予定からかなり遅れての投入となり,AIONプレイヤーにとっては待ちに待ったコンテンツの追加であろう。4Gamerでは韓国で公開されたAION 2.0の更新内容を独自に入手したのでさっそく紹介してみたいのだが,メジャーアップデートということもあって変更内容は膨大なので何回かに分けて掲載していきたいと思う。
今回は,新エリア「龍界」と新たなインスタンスダンジョン,そしてアビスの新要素について見ていこう。
AION 2.0で追加される新エリア
1.謎のベールに包まれていた龍界エリアが,ついに公開される。
●龍界エリアの基本設定 新エリアとして追加される「ゲルクマルス」と「インギスオン」は,龍帝ティアマトの支配する場所だ。ありし日のアトレイアの姿をそのまま残している場所と,ドラナの影響で活気を失った場所が共存しており,大地の力を使うティアマトの領土にふさわしく,自然の法則に逆らう場所もあちこちに見られる。
- 新しく公開される龍界にはレベル51以上のモンスターが出現する
- これまでになかった龍界エリアならではの新しい環境を経験できる
- インギスオンには天族要塞,ゲルクマルスには魔族要塞が設置されている
- 各地域には2つの要塞と4つのアーティファクトが存在する
- 地域特性により,滑空と風の道を活用して新しい面白さを体験できる
2.「風の道」を使った移動システムを追加。
- 風の道が存在する地域は,風が流れが見えるようになっており,キャラクターが風の道の中に入ると,風の道に沿って移動していく
- 風の道での移動中は,キャラクターの飛行ゲージは減少しない。外部からの攻撃を受けたり,攻撃したりできないので安全に移動することができる
- 風の道には,途中で離脱が可能な風の道(紫)と不可能な風の道(青緑)の2種類が存在し,離脱が可能な風の道の場合は,キャラクターの移動中に方向転換やジャンプで離脱できる
- 方向転換で離脱するときは滑空状態で離脱することになり,ジャンプで離脱するときは落下状態で離脱する
離脱可能な風の道 | 離脱不可能な風の道 |
3.上昇気流と間欠泉を通した移動機能が追加された。
- 上昇気流と間欠泉を利用して高いところに移動したり,空中にある風の道の中に進入できる
- 上昇気流と間欠泉の中には,モンスターが入口を防いでおり,モンスターを退治しないと利用できないものもある
上昇気流を防いでいるモンスター | モンスター退治で入口が開放された上昇気流 |
- 滑空で湧き上がる上昇気流に進入することができる
- 間欠泉の上にキャラクターが進入すると,湧き上がる間欠泉の力でキャラクターが空中に浮き上がる
水が湧き上がる間欠泉 | 間欠泉を利用する姿 |
4.[天界]テオボモス秘密研究所ダンジョン内部の特定地形に,モンスターが上がれないように修正。
5.[天界]インタルディカの一部地形で,木の上に上がることができていた不具合を修正。
6.[魔界]ベルスランの一部地形で,滑空での移動の不具合を修正。
7.[エレシュランタ]アビス上層部の要塞ダンジョン内部のガラスの壁が,不透明に見えていた不具合を修正。
8.ドラウプニル洞窟の一部地形で,モンスターのスキルが適用されなかった不具合を修正。
9.天界と魔界,アビスの特定地域に長時間留まれないように修正。
- 特定地域でキスクを設置できないように修正
- 特定地域でスピリット ウイングのサモン スキルを使用できないように修正
- 特定地域で接続終了する場合,再接続場所がキベリスク登録拠点に変更されるように修正
アビスのアップデート内容
1.龍界エリアに種族別新規要塞を追加した。
- インギスオン エリアに古代龍の神殿と貪欲の祭壇を追加
- ゲルクマルス エリアにバーガヴァタム封印の塔と赤い大地の神殿を追加
- 4つの龍界エリアの要塞は基本的に同じ構造