北米のゲームデベロッパであるBioWareは,開発中のファンタジーRPG,「Dragon Age: Origins」に,SecuROMなどを使うオンライン認証システムは採用しないと現地時間の5月4日,公式サイトで明らかにした。発表によれば,PC版にはディスクチェックによる製品認証システムは搭載するものの,オンラインによる認証は行われない。
SecuROMによるオンライン認証は,インストール回数の制限や,定期的なオンライン再認証が必要になるなど,プレイヤーの間で不評を買っており,このシステムを搭載した
「SPORE」では,リリース後にSecuROMを取り除くツールが公開されている。
本作のパブリッシャであるElectronic Artsは,すでに多くのPC向けタイトルにSecuROMを採用していることから,Dragons Age: Originsにもそれが使われるのではないかという懸念がファンの間で広まっていたが,今回の発表で,そうした不安や不満は一掃されただろう。
併せて,本作をベースとした,テーブルトークRPG
「The Dragon Age RPG」の発売も
発表された。
テーブルトーク版の作者は,「Freeport」や「Warhammer Fantasy Roleplay」といった作品を手がけたChris Pramas氏で,出版社はGreen Robin。2009年9月に発売される予定になっているが,現在のところ価格は未定だ。
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