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クロノスシリーズ完結 呼応し“成長” 12日から記念公演

日付:2010/11/01  転載:http://www.iroiro-rmt.jp  アクセス回数:947

 □小説?梶尾真治 舞台?キャラメルボックス

 小説の舞台化は珍しくないが、小説と舞台が互いに影響を及ぼした特異なケースが、SF作家、梶尾真治の描くタイムトラベルシリーズ作品「クロノス?ジョウンターの伝説」と、それを舞台化した演劇集団キャラメルボックスの「クロノス?シリーズ」だ。梶尾の新作発表と舞台化が交互に進むにつれ、原作に舞台のエピソードも盛り込まれてきた。シリーズ5作「南十字星(サザンクロス)駅で」の舞台は、その完結編だ。(飯塚友子)

 「黄泉(よみ)がえり」など映画化された作品も多い梶尾。演劇界でも、梶尾ファンだったキャラメルの脚本?演出家、成井豊により平成17年、初の舞台「クロノス」が誕生した。

 原作はタイムマシン「クロノス?ジョウンター」で時空を超え、かけがえのない人を救うラブストーリー。梶尾は「舞台化は不可能だと思ったが、キャラメルの過去の舞台映像を見て、ひょっとしたらできると思い、『舞台にクロノスを出して』とだけお願いしお任せした」と振り返る。

 一方、成井は原作を読んだ日の感動を、「自分がやりたいことが小説で行われ、しかも支持者がたくさんいた。キャラメルがやっていることは間違っていないとの自信になった」と興奮気味に語る。

 胸がじんわり温まるファンタジーの世界を、それぞれ異なる手段で表現してきた両者。梶尾が「演劇の力はここまであるのか」と話すように、双方のファンから支持され、やがて舞台化と梶尾の新作発表が交互に進むにつれて、小説と舞台が呼応し始める。

 「それまで顔がモヤモヤとしていた頭の中の登場人物が、今ではキャラメルの俳優さんで動くようになった」と梶尾が話すように、成井が脚色したエピソードや、出演俳優の造形が小説に盛り込まれるようになったのだ。今回の上演作の原作「野方耕市の軌跡」(平成20年発表)も、梶尾は過去のシリーズで野方役を演じ続けた俳優、西川浩幸を想定して書いた。

 今年は8月にも「つばき、時跳び」(東京?明治座)の舞台で組む予定で、キャラメルボックス創立25周年にあたる今年、きずながますます深まる1年といえそうだ。

 「南十字星駅で」と「ミス?ダンデライオン」を交互に上演。12日?4月4日、東京?池袋のサンシャイン劇場。TEL03?5342?0220。

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