※液晶ディスプレイは別売り
|
KOUZIROは,同社のミニタワーPC「MZ」に,ゲーム推奨スペックPC
「FRMZ7302」シリーズ9モデルを追加した。2008年10月3日から,KOUZIROのゲーマー向けPC販売サイト「フロンティアゲーマーズ」および電話通販窓口(03-6280-0332/0820-24-2428)で販売が始まっている。
フロンティアゲーマーズ
→
http://www.frontier-k.co.jp/game/
今回発表されたのは,1タイトル当たり1機種の,計9機種。具体的な製品型番と価格,推奨を受けたタイトルは下記のとおりだ。なお,各モデルにはそれぞれ推奨ゲームタイトルのパッケージが付属。また,「モンスターハンター フロンティア オンライン」推奨モデルには,お馴染みの防具「デュオシリーズ」や消耗品セット「便利アイテムセット」がもらえるクエストコードもセットになっている。
9機種のBTO標準構成は同一なのだが,10万4800円?10万7800円と,付属パッケージにより多少の価格差がある。CPUは
「Core 2 Quad Q9300/2.50GHz」が採用され,メインメモリ容量は2GB(PC2-6400 DDR2 SDRAM 1GB×2),HDD容量は320GBとなっている。
標準構成でこのCPUならどのタイトルでも十分快適にプレイできる性能だが,実は推奨タイトルにはクアッドコアCPU最適化済みタイトルがひとつもない点には注意を払っておこう。BTOオプションには,より動作クロックが高く,シングルスレッド性能の高い
「Core 2 Duo E8500/3.16GHz」が用意されており,追加費用なしで選択できるので,ゲーム用途でFRMZ7302を選択するのであれば,積極的にデュアルコアCPUを選びたい。
また,上記で触れなかったグラフィックスカードだが,BTOで用意されるのは
「GeForce 9500 GT」のみ。たしかに今回の9タイトルをプレイするには必要十分な性能を発揮するGPUだが,ローエンドクラスなのも疑いないところ。ゲーム用PCであれば,せめて「GeForce 9600 GT」搭載カードを採用してほしかった。
というわけで,ミニタワーPCとしてのコストパフォーマンスは,お世辞にも高いとはいえない。この点は注意してほしいが,今回その名が挙がった9タイトルのいずれかをプレイできるPCを購入するに当たり,ゲームの製品パッケージを買いに行くのは面倒ということなら,選択肢として一考には値するだろう。また,KOUZIROからは高スペックのミドルタワーのゲーム推奨スペックPCも発売されているので(
関連記事),そちらもチェックしておこう。
●FRMZ7302シリーズの主なスペック
- CPU:Core 2 Quad Q9300/2.50GHz(L2キャッシュ容量3MB×2)
- マザーボード:Intel G31 Express搭載,microATXフォームファクタ
- メインメモリ:PC2-6400 DDR2 SDRAM 1GB×2
- GPU:GeForce 9500 GT(グラフィックスメモリ512MB)
- HDD容量:HDD 320GB(回転数7200rpm,Serial ATA II)
- 光学ドライブ:DVDスーパーマルチ(DVD±R 2層書き込み対応)
- 有線LAN:1000BASE-T
- サウンド機能:オンボード
- 電源ユニット容量:400W
- 本体サイズ:175(W)×356(D)×350(H)mm
- OS:Windows Vista Home Premium
- 付属品:日本語キーボード,ワイヤードマウス,ワイヤードゲームパッド(大航海時代Onlineモデル除く)
- 購入特典:各推奨ゲームソフトパッケージ,MHFオリジナルインストールディスク,オリジナル防具「デュオシリーズ」と「便利アイテムセット」が入手できるクエストコード (MHFモデルのみ)
- 価格:10万4800円?10万7800円(税込,推奨ゲームごとに異なる)
前のページ: 「イースオンライン」,大型アップデートに対応した拡張
次のページ: 「MK-STYLE」,モバイル決済導入記念キャンペーンを開催