今年3月に川崎市で開かれた2足歩行ロボットの格闘技大会「ROBO(ロボ)?ONE(ワン)」で準優勝を果たした飛騨市神岡町の県立飛騨神岡高校のロボット部員3人が12日、県教委を訪れて松川禮子教育長に成績を報告、ロボット操作の実演もした。
同大会出場者は企業の技術者らが多く、高校生チームが準優勝したのは初の快挙。部員9人のうち部長の岩井良太さん▽田中翔大さん▽加島大輔さん??の3年生3人が訪れた。3人は、大会に出場したロボット「ニュートリノ」を実際に動かし、扇状の腕で相手を挟み込んで引き倒す「必殺技」を編み出したことが快進撃につながったと松川教育長に説明。また、「操縦するのは人間なので、勝つためにはやはり気持ちが大事」と話した。
大会は年2回開かれており、次回は今年8月開催予定。岩井さんは「今度こそは優勝を目指したい」と意欲を語った。【岡大介】
5月13日朝刊
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