1月にランティスよりリリースされた「Let Me Say YEAH!!!!」を引っ提げた椎名へきるさんのライブ「HEKIRU SHIINA TOUR2010?春の417祭り?」東京公演が、椎名の日こと4月17日に、Zepp Tokyoで開催された。本公演は、今回のツアーのファイナルとなる。
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「みんな待たせたな、春の椎名祭へようこそ! かかってこい!!」と、ファイナルを乗り切る、勢いに満ちた宣言でスタートを切った椎名さんは、「Graduater」からの3曲を一気に駆け抜けるように歌う――。
●ライブはスタートからオールスタンディング
開演前にはアキレス腱を伸ばしたりと準備運動に勤しむファンもおり、今日のライブを全力で楽しむ準備万端の観客たちは、最初からオールスタンディングでライブに臨む。
その期待に応えるべくのステージングで、激しい明滅を繰り返すライティングに浮かぶ椎名さんの印象的なシルエットはその存在感を強め、歌声とリズムに乗ったアクションで、会場のみんなをリードしていく。
春らしいライム色を基調とした半袖の衣装に相応しくアップテンポなナンバーが続く中、MCで「素直な気持ちで周りの人たちに接していきたい」と語った椎名さんは「pure?いつか、きっと?」から3曲のバラードを披露し、いったんステージから引き下がった。
ピンクと黒の可憐なワンピースに衣装をチェンジした椎名さんが再びステージに登場して「MOON LIGHT」のイントロが流れ出すと、観客たちは一斉に立ち上がって、ライブの後半戦を一緒に盛り上げる。
ライブ後半も、椎名さんが両手を広げて本当に楽しそうな笑顔で歌った「RESET」、バンドメンバーと観客が一緒になってコーラスを叫んだ「HEY! ハレルヤ」、椎名さんと観客が同じリズムで手拍子を刻んだ「NO! brain's strike」と、クライマックスに向けて会場全体の一体感が高まっていく。
●新曲のリリースとライブツアー発表のサプライズも!
そのままのテンションで迎えたアンコールでは、椎名さんは水色のツアーTシャツと白い清廉なスカートで登場してライブの喜びや楽しさを全身で表しながら、6月と7月に2枚のシングルをリリースすること、8月に再びライブツアーを敢行することを発表! しかも、ニューシングルには本日のライブを収録したDVDも付属するそうで、観客の喜びは最高潮へ。
アンコールも4曲という盛りだくさんのボリュームで、椎名さんはステージを所狭しと駆け回って合計23曲をきっちり歌いきる。とうとうライブも終わりかと思いきや、興奮冷めやらぬ観客たちはWアンコールをリクエスト。急きょ、プロデューサーを交えた1分足らずの緊急MTGがステージ上で開催され、ラストを「スタンバイ!」で締めくくることに! まさにライブは生モノといった展開だ。
最後は椎名さんのライブお決まりの、会場の全員での「うぉんちゅー!!」で締めて、今後ますますの活躍を楽しみにさせながら、417(しいな)の日という記念すべき1日の素適な思い出をみんなの心に刻んでライブの幕が閉じた。
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