ゲームポータルサイト「
Lievo」を通じて,複数のオンラインゲームを展開している
テクモは,今回の東京ゲームショウ2007ではブースの半分近くを使い,Lievoコンテンツのプレイアブル展示を行っている。
同ブースには,Lievoステージに隣接する形でテクモステージが設けられており,ステージを交互に使ってさまざまな発表や催しが行われている。ビジネスデイの初日である9月20日,テクモステージで行われた
プレス発表会では,コンシューマ用/PC用の新作タイトルが一挙に紹介された。
テクモ代表取締役社長 安田善巳氏 |
発表会の冒頭,ステージに上がった
テクモ代表取締役社長 安田善巳氏は,「“みんなで一緒に楽しもう”が,今年のテクモのテーマです」と切り出し,ますます充実していくLievoコンテンツとして,「
モンスターファームオンライン」(MFO)の今秋からのサービス決定と,「
トリックスター0 -ラブ-」の,本日からのLievo参入を発表した。
ゲームポット代表取締役社長 植田修平氏 |
その後はさまざまなタイトルの発表が行われたが,PC向けのものとしては,MFOに関して
ゲームポット代表取締役社長 植田修平氏が登壇し「MFOでは,CDからのモンスター再生といった従来の要素を残しながら,無限の可能性のある育成要素に力を入れています」とアピール。9月27日から実施される「ワールドテスト」への募集は締め切られてしまったが,会場では本テストへの参加権が付いたクライアントCDが配布されているので,うっかり見逃していたという人は,会場に足を運んでほしい。このクライアントCDには,隠し特典(レアモンスターが再生できる?)も用意されているようなので,テスターに応募済みの人でも要チェックかも。
モンスターファームオンライン
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左から:SeedC代表取締役社長 崔 正浩氏,Chinese Gamer International CEOの呂 学森(リュ?シュエセン)氏 |
また,LievoコンテンツとしてSeedCがサービス予定のMMORPG「
ハルカ -WONG-YI's stories-」については,
SeedC代表取締役社長 崔 正浩氏と,開発元である
Chinese Gamer International CEOの呂 学森(リュ?シュエセン)氏が登壇。同作の魅力について崔氏は,「ノートPCでも遊べるクライアントの軽さと簡単な操作,魅力的なストーリーと奥深い世界観,プレイヤー同士の交流を手助けするコミュニティシステム」の3点を挙げ,同作に対する期待を表明した。それに続く形で呂氏は,台湾で同時接続者数20万人を達成したという本作のゲーム概要を紹介。本作では300以上のNPC,600以上のクエスト,100曲以上のBGMが用意されており,プレイヤーは視覚,聴覚両方で幻想的な世界観を堪能できるとアピールを行った。
本作は以前にも紹介したとおり,武侠とSFが融合した世界観が特徴的なタイトル。呂氏による紹介では,タイムマシンを用いての時代移動といったSF的要素と,瞑想で得られる「悟り」ポイントを使ってのスキル獲得といった武侠モノらしい要素の両面が盛り込まれていたのが実に本作らしい。TGS会場に足を運ぶ予定の人は,テクモブースのLievoコーナーで,本作が動く様子を確かめてみよう。
このほかに発表が行われたコンシューマゲーム機用タイトルは以下のとおり。
?「スイングゴルフ パンヤ 2ndショット!」(Wii)
?「アルゴスの戦士 マッスルインパクト」(Wii)
?「NINJA GAI
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