ファミ通.comによりますと、――ここからは、α版によってより具体性を増したゲームの中身についてお聞きしたいと思います。まず、プレイヤーキャラクターのタイプについて、一般的なRPGでは“種族”と呼ばれることが多いわけですが、“民族”という呼称になっていました。この意図とはどういったものでしょうか?
田中 これは岩尾(プランナーの岩尾賢一氏)のこだわりです((Final Fantasy 14 RMT) RMT)ね(笑)。
河本 グラフィックチームのがんばりによって、顔や目の色を始めとするキャラクターのカスタマイズが当初考えていたものよりもより細かくできるようになったんです。だとすると、それをサポートする設Final Fantasy 14定がほしいと。そんな流れで、“部族”という概念があとから入ることになり、“種族”という言葉だと従来の『FFXI』のイメージもあり、わかりにくい面もあったんですね。こうした経緯から、“民族”と“部族”という呼びかたになったんです。
――キャラクターのカスタマイズは相当のバリエーションがありますね。
河本Final Fantasy 14 α版で実装されているのはその一部に過ぎません。まだまだ増えますよ(笑)。α版ではキャラクターメイキングのインターフェースが暫定のものなのでやりづらい部分も多いかと思いますが、よりカスタマイズしやすいものを鋭意制作中です。
●キャラクターを形作るさまざまな要素
――続Final Fantasy 14いて、キャラクターに設定できる項目についてお伺いします。まず、“守護神”が選べるようになっていましたが、これの意図や効果についてお教えください。
河本 守護神がゲーム中でどのように活かされるかは内緒です(笑)。狙いとしては、自分の分身とも言うべきキャラクターを生み出すときに、それを形作るものとしてイメージを膨らませてFinal Fantasy 14ほしいというのがあります。MMORPGというジャンルは、こちらから提供する設定以外に、各々のバックグラウンドストーリーがあるべきだと思っています。こだわりたい人にはとことんこだわってもらって、それがのちのちどんな影響を及ぼすか、楽しみにしていてほしいですね。
――誕生日についてはどうでしょうか?
河本Final Fantasy 14 誕生日は、何らかの形でほかのプレイヤーに伝えられるようにしたかったんですね。「おめでとう」って言ってほしいじゃないですか(笑)。一応、現実世界の暦とゲーム内の暦のどちらで解釈してもらってもいいように、2月30日が選べるなど設定の幅が広くなっています。ぜひ、誕生日はプレイヤー間でお祝いをしてください。Final Fantasy 14