4Gamerによりますと、今回プレイアブルキャラクターとして作成できたのは,ミコッテを除いた4民族。また一部の性別や部族の組み合わせも作成不可であった。キャラクターの作成時は,名前を“姓”と“名”とで別々に付けたのち,外見に影響を及ぼす8項目を選ぶことになる。
サイズ
ボイス
肌の色
髪型
髪の色
メッシュ(髪)
顔タイプ
瞳の色
続いては“誕生日”と“守護神”を選び,最初に訪れる都市を決める。都市のラインナップは具体的には,海の都の“リムサ?ロミンサ”,森の都の“グリダニア”,砂の都の“ウルダハ”の3種類がある。今回のαテストで((Final Fantasy 14 RMT) RMT)選べたのはリムサ?ロミンサのみであった。
ちなみに,αテストで実装されているエリアに関しても,リムサ?ロミンサ及びその近辺のフィールドエリアに絞り込まれており,これは製品リリース時点と比較して1/5未満の規模だという。
キャラクターを作成し終えると,イベントシーンが始まった。どうやら自分は船の中にいるようで,ほかの乗客がくつろいでいる姿が次々と映し出されていく。最初は「よくあるプリレンダリンFinal Fantasy 14グムービーかな?」と思っていたのだが,突然,先ほど作ったばかりのマイキャラがどアップで表示されて驚いた。実はこれらのムービーは,実際のゲームグラフィックスを用いたイベントシーンだったのである。
テストプレイ中は,モブシーンも含めほかにも何度かイベントに遭遇したが,いずれも同様のリアルタイムレンダリング処理であった。画面解像度が1280×720ドットで,イベントシーンにおけるNPCの台詞が“英語音声+日本語字幕”ということもあり,FFXIと比べて,全体的にリアリティが大きく増している印象だ。加えていうと,船からFinal Fantasy 14スタートするという点も含め,個人的には初期バージョンの「EverQuest II」の導入部を彷彿とさせられた(ちなみに,選択する国によって,導入ストーリーは変化するとのこと)。
イベントシーンを終えると各種ユーザーインタフェースが表示され,マイキャラの操作が可能となった。思わず,しばらくの間まじまじと眺めてしまったのだが,注意深く見ると多くの発見があるだろう。
船のエリアはインスタンス生成
NPCの名前が2バイト文字
画面右上にミニマップが表示
画面内の各種UIは“ウィジェット”として,マウスドラッFinal Fantasy 14グで配置変更が可能
(チャットウィンドウ,ステータスバー,ターゲットバー,通信バーなど)
何人かの乗客と話をしてみると,この船がリムサ?ロミンサへ向かう長旅の途中にあることや,その他にもエオルゼアの世界観が少しずつ明らかになっていく。
そうこうしていると,再びイベントシーンが発生。いきなり船が大嵐に巻き込まれてしまったのだが,単なる自然災害ではなく,何かしらの超常現象が関連してそうな雰囲気。とりあえず詳細を確認するべく,マイキャラが甲板へと出てみると,モンスターに遭遇。戦闘が発生する。
このモンスタFinal Fantasy 14ーとの遭遇によって,Final Fantasy 14のバトルシステムを初体験することになった。攻撃の際の流れとしては,武器を構えている間は,“アクションゲージ”が蓄積されていく。そして一定値に達したアクションゲージと引き換えに,画面下部のアクションメニューに登録した各種行動が可能になるのだ。
剣術士を例に挙げると,最初は“斬撃”と“刺突”の二つがアクションメニューに登録されている。大体4秒程度でアクションゲージが満タンになり,その都度,斬戟や刺突でモンスターを攻撃する,といった感じだ。通常攻撃がフルオートではなく,プレイヤーの操Final Fantasy 14作によって行なわれている,という部分に注目してほしい。
ちなみに通常攻撃のほかにも,アビリティや魔法といったクラスに応じた各種行動,さらにはポーション類の使用などもアクションメニューへ登録できる。
斬撃や刺突のボタンを適当に押していても,それなりに戦うことはできる。しかし,アクションゲージが貯まったあとに何もせずにいることで,それとは別に“エフェクトゲージ”なるものが増えていく。エフェクトゲージは1~3マスの間で増減を繰り返しており,これが高い時にアクションを起こすと,より高い効果を発揮する,という仕組みだ。Final Fantasy 14Final Fantasy 14の戦闘では,行動を起こす“タイミング”がより重要となってきそうである。
戦闘におけるごく基本的な流れはこのようなところだ。もちろん,使用武器や戦闘スタイルなどに応じて,アクションゲージが貯まる速度などのバランスは微妙に違ってくる。
Final Fantasy 14のバトルは,MMORPGのベテランにとってもなかなか新鮮で,それでいて実際にプレイしてみればそれほど難しくないのだが,正直なところ文章で説明するのはちょっと厳しいものがある。いずれ,YouTube上のFinal Fantasy 14チャンネルで紹介されることもあると思うので,そちらもFinal Fantasy 14欠かさずチェックしておきたい。